うるう年

 今年は少し遅くこの12月に入ってから、いつものカレンダーを買った。数年間同じレイアウトのカレンダーを使っている。手帳やカレンダーは使い慣れたものが一番だ、と言いながらもパソコンで管理するスケジュール帳などは頻繁に替えたりして、その都度過去のデータが散らばっていく。新たに手にしたカレンダーで最初に見るのは、連休があるかどうかの確認。月給制のサラリーマンは収入に差し支えない休みは貴重で、リフレッシュのためや家族サービスのために有意義に使える時間になる。さて、来年、2016年はと言うと、気になる大型連休が望める5月の上旬、4月29日から5月8日まで間に2日の平日をうまく休暇にすると、9連休になる。私がサラリーマンの時も同僚とそんな連休の話をしていたことを思い出す。ちょうどこの時期だった、来年の手帳を見ながら「来年は曜日の回りがよく、大型連休ですね。」と私が言うと、「そんなことはもう夏頃からわかっているよ。」と、来年この会社にいるかわからない一番リストラに近い人からそう返された。
 もう一つ気が付いたのは、連休ではないが祝日が一つ増えている。8月12日の「山の日」。来年から施行という祝日で、祝日の無かった8月に祝日が入った意義は大きい。ただ、学生は夏休み中だったり、お盆休みの期間に含まれるので影響はないとの考え方もある。その分という訳ではないが、来年はうるう年のため、1日平日が多い年となる。
 さて、このうるう年、漢字で書けば「閏年」。潤(うるおう、うるおい)が語源と言われている。毎年欠けていく部分を4年ごとに潤す、そういう意味だろうか。因みに英語では、leap yearといい、不規則な年というイメージがある。2月29日のことをleap dayというが日本ではうるう日というような特別な言い方はない。うるう年でない年を平年というが、これについては逆に英語での言い方はない。うるう年はグレゴリオ歴という暦で実際の天文の1年と暦の1年を調整するようにしている。1年は正確には365.2425日だから、4年に1日加える(1年に換算すると0.25日)ことによって、365.25日/年に調整する。今度は加え過ぎるので、100年に1日は加えないことにして、0.01日差し引くので、365.24日/年になる。すると引き過ぎになるので、400年に1日、0.0025日/年を足す。そして、ようやく365.2425日/年、ピッタリになる。すなわち、4年ごとの閏年は西暦を4で割って割り切れた年として1日加えるが、100年ごと(100で割り切れる年)は閏年としない。また、400年ごと(400で割り切れる年)は100で割り切れるが閏年とする。最近では西暦2000年がこの400年に当たり、本来100年ごとの平年に当たる年だが、閏年とした。4年ごとの閏年になるはずだが、100年ごとの平年に当たる年は1900年の次が2100年になる、私にはもう関係ないだろうけど。
 こんな調整が必要なのは、暦が実際の季節とずれないようにするためだが、そんなことに無頓着で関係なく日を数える暦もある。それは太陰暦のヒジュラ歴で珍しいものだ。このヒジュラ歴は一年で11日ほどずれていくが、調整はしない。
 明治以前の日本で使っていた太陰太陽暦は、太陰歴を基本にしているが、農耕民族なので季節がずれていくのは都合が悪い。だから、当然太陽暦と合わすよう調整されていた。2~3年に一度うるう月を設けて、その年は1年13ヶ月とした。もし今もその太陰太陽暦を使っていたら、年金生活者は同じ年金額でうるう年には13ヵ月生活しなければならない、ということだろうか。
 祝日の1日やうるう年の1日を指折り数えるような昨今、私はお気楽と言われそうだ。



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