テーマ:介護

巡礼

 それから、相棒に誘われるままに、那智山に登った。ここには、那智大社と青岸渡寺が並んであり、もともと神道と仏教の合体信仰があった。明治維新に神仏分離になっている。そのお寺の方、青岸渡寺は、本尊を如意輪観世音菩薩とし、西国三十三所巡礼の一番札所になっている。相棒はこの巡礼を既に始めているが、未だ全ての霊場を廻っていない。何が巡礼に向かわせ…
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温泉

 仕事の都合で現地で泊まることが多くなったが、私と相棒が一緒に泊まる時は温泉旅館になる。紀伊半島の南側、南紀は南紀白浜、串本、紀伊勝浦と温泉地が海岸線に沿って広がっている。また、少し内陸に入ると、熊野古道沿いに龍神温泉、川湯温泉、湯の峰温泉、渡瀬温泉などがあり、どこに泊まるにしても温泉がある。内陸に入ると鉄道がなく、移動にはバスや車にな…
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特別養護老人ホーム

 ほとんど老衰の状況になっていったのは、私が退職してから3年程してからのことだった。母は父が寝たきりのような状況になるまでは、父の面倒を看て一緒に暮らしていたが、精神的、体力的に限界がきたようで施設に入れることにもう反対はしなかった。最初はリハビリ施設で、そこには病院と同じでずっと入っておくことはできない。家に帰されたところで母にはもう…
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退職

 もともと定年までこの職業でいこうと思っていなかった。自分の中では目安として勤続30年以上で50才以上、子供が独立、あとは経済的に目処がつくようであれば、この仕事はやめようと思っていた。その後は関連会社にでもいってアルバイト程度でやれたらいいなと漠然とした計画を持っていた。その時期は早くきた。条件が一つ加わったから。両親の介護が重荷にな…
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介護

 痴呆、徘徊など老いによる症状や不可解な行為は、父や母の老いを見つめるまでは、多少の知識はあったが、実感としてなかった。私は核家族で育った。私の家の近所で祖父母のいる家は、村の地の家(代々その村で生活を営んでいる家)だけで、私達一家で住んでいた一戸2Kの住宅は他の家庭もすべて他所の土地から来た核家族だった。だから、身近にお年寄りと言われ…
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